クミアイ化学工業(株)様は「クミカ」の通称で知られる化学メーカーだ。「人と自然が調和する、豊かな社会を未来の世代に届けたい」という思いで、70年以上にわたり農薬・化成品の創製・製造・販売に取り組んできた。
そんな歴史ある企業が2024年、DXの推進を見据えて傘下のケイアイ情報システムと合併。情報システム部門の組織を刷新した。そしてさらなる戦略的なDXの実現に向けて、メンバーを集約するオフィスをリニューアルすることが決まった。
責任者の久保田さんは、「ケイアイ情報システム時代からお付き合いのある日立システムズフィールドサービス(以下FS)さんは、どこよりも当社をわかってくれているので、当社のDXに向けて重要なポイントとなる今回のリニューアルを相談させていただいたのです。」と振り返る。
FSには経験豊富な有資格者が数多く在籍する。一級建築士をはじめ、ネットワークや電源設備のプロもいる。こうした力を結集して質の高い提案ができること、そして最終的な「工事」までをワンストップでやりきれることが大きな強みだ。
設計から無線LAN構築、電源工事、LED照明、モニター設置、床・内装工事、什器選定から搬入まで、すべては「働き方改革」というお客さまのコンセプトを軸として、計画が進められた。
着工に至るまでの打ち合わせは8回におよび、議論が予定時間をオーバーすることもあったという。「私たちの無理難題に対しても、悩みながら答えを出してくれたことが、ありがたかったですね。」(河西さん)。そして4カ月後不忍池の景観を一望できる開放感のあるオフィスが完成した。大きな窓からは正面に東京スカイツリーを望み、夏は墨田川の花火大会も楽しめるという。
オフィスにはさまざまな工夫が盛り込まれた。例えば立ったまま気軽に打ち合わせができるスペースは、統合から間もないシステム部内のメンバー間のコミュニケーション向上に一役買っている。また床面は配線の見えないOAフロアを採用、すっきりとした印象に仕上げた。省エネタイプのLED照明で十分な明るさを確保し、快適な執務環境を実現。さらに重要資産管理キャビネットによるPC管理、大型モニターによるアラート検知など、情報システム部門としての機能性を高めている。
「別のフロアの社員からも、開放感があってキレイなオフィスだと言われます。」(河西さん)DX推進のコアとなるのにふさわしい環境が整った。
「ネットワークについては熟知されていているので全幅の信頼を置いていました。加えて、消防法に抵触する可能性への指摘や、建築基準法を踏まえたプロとしての視点でご提案をいただけたことで、トラブルを未然に回避することができました。」(河西さん)
避難経路の動線や長さのシミュレーションまで実施したうえで、設計図に落とし込んでいたということを後から聞いて、「そこまでやってくれていたのか」と驚かされたという。
「FSさんでは人材を「人財」と書きますよね。やはり言いたいことを言える「人」がいることが、一番の魅力かなと思います。」(久保田さん)
お客さまにとって適切な環境を叶えることができた今回のプロジェクト「細やかな対応や仕上がりの品質はもちろんですが、コストも低減していただけていると思います。」(久保田さん)FSのオフィスリニューアルは工事を含めて社内で対応できるので、コストを抑えることが可能だ。社員である工事スタッフとの密な連携により、質の高い施工も実現できる。
さらに今後に向けて、河西さんはこう話してくれた。「当社でも経営計画の中で、通信面などDXの取り組み課題がまだまだあります。新たな拠点の計画なども現在進行形でサポートしていただいていますので、ぜひ今後ともよろしくお願いします。」(河西さん)
お客さまに満足してご利用いただけていることが、一番の評価。だからこそ、継続的なお付き合いの中で、コミュニケーションを大切にしながら、より良い提案をめざしていく。
(左)クミアイ化学工業株式会社 経営管理本部 総務部 総務二課 河西宏昭様(中央)クミアイ化学工業株式会社 経営管理本部 情報システム統括部 システム課 課長 久保田貴文様(右)日立システムズフィールドサービス伊藤浩樹
長年信頼してご相談いたただけることをありがたく感じております。これからもコミュニケーションを大切に、品質一番、迅速な対応を心がけ、真摯に取り組んでいきます。
日立システムズフィールドサービス
営業担当 伊藤