IPよもやま話
I(愛)ちゃんとP(パパ)とO(小野田君)の会話が続きます。
今日は小野田君が勉強してきた「シスコシステムズ社の「Cisco Webex Meetings」の話をしてくれるのよね。連続で大変ね。
いやいや、そのうち愛ちゃんにもお鉢が回るでしょうから?
それはさておき、本題に入ります。
日立システムズネットワークス(現:日立システムズフィールドサービス)が扱っているWeb会議システムの「Cisco Webex」について説明します。
そうそう、テレワークの説明をする時には、愛ちゃんを想定するんでしたね。覚えていますから大丈夫!
全体のイメージから教えてくれない?
そもそもこのシステムは、次の5項目でイメージを説明できます。(図1)
図1 “Cisco Webex Meetings”のイメージ
① インターネットに接続された遠隔モニターやパソコン、スマホ、タブレットで、遠隔地にいる社員や顧客、取引先などと、いつでも、どこでも会議ができるWeb会議システム。
② ソフトウェアの事前インストールや、自社内にシステムを構築する必要は無く、管理の手間や費用がかからない。
③ Winndows,Mac,iPad,スマホに対応が可能。
④ 世界中どこからでも利用が可能。日本語、英語、中国語、韓国語、フランス語など16カ国語に対応。
⑤ 通信はSSL/AESで暗号化。情報漏えいの心配のない堅固なセキュリティ。
といったところです。
図1の遠隔モニターっていうのが、テレワークをする時の端末でしょ。
オールインワンて書いてあるけど、それを教えて!
図2 Webex DX80の概要
そうですね。
そこから説明します。
「Webex DX80」というネーミングです。
カメラ、モニター、マイクスピーカーが内蔵されています。つまリ、デスクトップで使え
る「オールインワンタイプ」です。
タッチスクリーンで直接的な操作が可能です。
わずか数分でDX80を自分で簡単にセットアップできます。タッチスクリーンにすべてのコマンドが表示されるため、簡単に使用できますね。
すばらしい!
パソコンのディスプレイとしても使えるのね。
テレワークやってみたいな!
おいおい。端末ばかり勉強しても駄目だよ。
小野田君、全体のシステムイメージを説明してくれないか。
分りました。
図3で全体のイメージを説明します。
Ciscoの資料ではもっと細かいですが、私が簡略化したものを作りました。
これが「Web会議システム」の全体イメージね。
システムとして出来ることを教えてくれない?
分りました。
このシステムの特長とできることを一緒に説明します。
図3 “Cisco Webex Meetings”のシステムイメージ
出典:日立情報通信エンジニアリング社の資料を元に藤島作成
表1に整理してみました。
表1 “Cisco Webex Meetings”の特長とできること
出典:日立情報通信エンジニアリング社の資料を元に藤島作成
システムの内容はわかってきた気がします。
でも、今私達が勉強している「働き方改革」との関連が分りません。教えて!
そうですね。
その答えは「働き方改革」は「会議改革」からということだと思います。
良く日本の会社は「会議が多すぎる」「会議が長すぎる」と言われますが、「会議改革」は本当に「働き方改革」に繋がると思いますね。
具体的には?
図4を見てください。
今の会議のやり方には、現在の時間のかけ方や方法の見直しが必要ですね。
図4 現在の会議の仕方の見直しが必要
出典:日立情報通信エンジニアリング社の資料を元に藤島作成
そうだ、その通り。
私の会社でも、現状は「要改善」だね。
今日は、CiscoのWeb会議を勉強しましたが、今、Web会議システムは3強時代と言われているそうです。Cisco、マイクロソフト、ZOOMの3社です。
Web会議システムが、働き方改革に効果があること、テレワークに最適だって事が良くわかりました。
次回は「ローカル5G」について勉強したいな。
新聞で、認可申請を受けるようになったと書いてあったので・・・・。
いいとも。