IPよもやま話
I(愛)ちゃんとP(パパ)とO(小野田君)の会話が続きます。
今日は、「SNSとフェイクニュース」について私が報告します。
そうか、それは凄い!拝聴するよ。
でも、その前に報告があります。
先日早起きして偶然テレビのニュース(*1)を見ていたら、この前勉強した「テレワーク」(*2)についてのニュースがあったの。
東京オリンピックのとき、国が各企業に「テレワークを実施して貰う」のだそうです。
えっ、どういうこと?
図1 東京五輪はテレワークで成功を!
交通事情、つまりラッシュアワーの緩和だそうです。
ロンドンオリンピックでもテレワークのお陰で、ラッシュの緩和に大きな効果があったんだそうです。
そのために「予行演習」をするんだね。
確か、オリンピックの開会式が行われる7月24日だ。
今年からこの日を「テレワーク・ディ」とするそうだ。
「テレワーク」がまた注目されるね。
あら、流石パパ、知ってるんだ。感心感心!
いやいや愛ちゃんこそ勉強したことを覚えていて、ニュースに関心をもったことは、感心感心だ。
感心したところで、本題に入ってくれないか。「Twitter」もSNSの一種だからね。
そうなのね、そこで、まずSNSについて調べました。
「SNS」は、お二人に説明するまでもなく、「Social Networking Service(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)」の略で、「人同士のつながり」を電子化するサービスです。日本ではmixiやTwitter、世界ではFacebookなどがしられている。また主なコンテンツがブログのFacebookやTwitter、写真や動画などのInstagramやPinterest、Vineなど、それぞれのサービスはコンテンツによって特徴付けられています。
うんうん、そうだね。
図2 SNSは普及顕著
主なSNSには
①Facebook
②Twitter
③Google+(通称「ぐぐたす」)
④Instagram
⑤Myspace
⑥Pinterest
⑦Vine
⑧pixiv(通称「渋」)
⑨Last.fm
⑩はてなの各サービス
⑪mixi(通称「ミクシィ」)
などがあります。
実際の利用状況を把握しましたか?
もちろん!
総務省の平成26年度の「情報通信白書」によると、図3のようになっています。
LINE、Facebook、Twitterが3強で、ほとんど並んでいますね。
図3 SNSの利用状況(N=2000)
出典:総務省情報通信白書平成26年版
それぞれ一長一短はあると思いますが、トランプ大統領のお陰で「Twitter」が最近脚光を浴びていますね。
そうですね。
それも調べてきました。
「大統領選挙」
のときに使ったTwitterの数ですが、圧倒的にトランプ氏の方が多いですね。
表1 米大統領選挙中のTwitter数
トランプ氏は大統領当選後も乱発している感じですね。
最近の情報では今年1月16日(就任前のデータだけど)にトランプ次期米大統領のTwitterアカウントのフォロワー(読者)が2017年1月16日、2000万人を突破したということです。
それに余談になりますが、Twitter上の表示によると、トランプ氏のフォロワー数は全ユーザー中68位で、カナダ出身の歌手アブリル・ラビーンさんと、インドの俳優アーミル・カーンさんの間に位置しているそうです。(*3)
歴代の大統領より多いんだよね。
トランプ氏は、中でもTwitterを愛用することで知られていて、初の「Twitter大統領」になるとも言われているそうです。米大統領として実際に初めてTwitterを使ったのはオバマ氏だけど、オバマ氏は、個人アカウントに8000万人、公式アカウントに1350万人のフォロワーがいたものの、Twitterは不定期に投稿する程度だったそうです。
そうそう、そのTwitterでもトランプ氏は「そのニュースはウソだ。フェイクニュース(偽ニュース)」と言ったことがあるよね。
はい。
それも今日のテーマなので調べて来ました。
その意味も調べたかな?
図4 フェイクの意味
はい、勿論。
「フェイク」というのは、デジタル大辞典で調べたら、3つの意味がありました。図4です。
① にせもの。模造品。まやかし
② アメリカンフットボールで、意図しているプレーヤーや動作を相手に見破られないように行うトリックプレー
③ ジャズで「即興演奏」すること
だそうです。
今日のテーマの「フェイクニュース」とは「偽ニュース」のことですね。
具体的なフェイクニュースの例も調べたかな?
米大統領選挙の際にもネットを騒がせたようだね。
はい、それを含めて調べてあります。
表2に整理しました。
表2 世界各国のフェイクニュース事例
(※) →BuzzFeed Newsは1月26日、これが広告収入目的の創作のフェイクニュースであることを明かした。
フェイクニュースが急増したのは2016年で、それまでと比較にならないレベルになったんだよ。その要因のひとつがトランプ氏だ。
フェイクニュースが米大統領選の選挙結果を左右したといわれていますが?言い過ぎでしょうか?
うーん。
何とも言えないね。
ところで、愛ちゃん、フェイクニュース蔓延の対策は進んでいるのかな?
はい、それも調べてみました。
ドイツとフランスと日本の例ですが、表にまとめてみました。
表3 フェイクニュース対策例
それぞれの国で対策が取られ始めているんですね。
そうだね。これからますます対策の精度を上げていく必要があるし、ネット検索者もよく見極める意識を持つことだね。
パパ、今回は私が頑張ったでしょう。
愛ちゃん、頑張りましたね。
ところで、お父さん、新聞で「IoTマンホール」の話を読んだんだけど、そのなかでLPWAという無線技術が効果的だったというのね。そのこと教えてくれませんか!
そうか。IoTマンホールの話もLPWAもタイムリーだね。小野田君次回頼むよ。
えーっ、やぶ蛇でしたね。IoTマンホールの話は報告できますが、LPWAは初耳の用語です。でも頑張ってみます。