IPよもやま話
IちゃんとPパパの会話が続きます。
今日は「光・IP電話」の話です。
パパ。今日は「光・IP電話」の話題だったわね。
ところでIP電話って凄く普及してきたようだけど、どんな状況?
そう、去年が「IP電話元年」といわれて500万を超える加入数(加入電話比10%強)だったんだけれど、その後の普及は加速度的だね。
NTTは、まだサービスを開始しないの?
法人向けは、既にサービスを開始しているけど、ホームユース版も今夏には始めると公表したね。
だからいよいよ本格的な「IP電話時代の到来」といっていいね。
2008年には、加入電話と逆転するとも言われているよ。
そうなんだ。じゃあ今日のテーマの「光・IP電話」について説明して。
図をごらん。これはKDDIのPR資料から作ったんだが、KDDIは「NTTの加入電話を解約できます!」って、PRしているんだよ。
(図)光・IP電話のイメージ(出典:KDDIのPR資料から作成)
えーっ!うそーっ!
だって、IP電話は「110/119番のライフラインにかからない」とか、「番号ポータビリティ(注)」ができないとか、「104・0120番号問題」などで、NTTの加入電話は残さないといけないって聞いていたんだけど・・?
ほほーっ。よく勉強しているね。
それが、「光・IP電話」では、図のように全て解決できるので「NTTの加入電話を解約できる」といっているんだね。
番号ポータビリティもできるかのかー。凄いね。基本料金の差なんか、どうなの?
番号ポータビリティは、個人用は殆どのキャリアが対応しているが、法人用はこれからだ。
基本料金は、NTTより若干高いけれど、通話料金が安価(IP電話相互無料等)だから、「トータルでは、ダントツに安くなる」としているね。
ってことは「光なら加入電話と音声の品質は同等」と思っていいの?
そしたら「いいことづくめ」ね。
鋭い質問だ。しかし、必ずしもそうとは言えないんだね。
音声品質の問題はきちんと理解して欲しいので、次回のテーマにしよう。
今日は、これでおしまい!
分かりました。ありがとう!